先輩ねこ社員の事例

2018.3.27 地域:東京都 業種:出版関連
ねこ社員を増員したことで会社も引っ越し。
結果的に人間にとっても過ごしやすい環境になりました

きっかけは「ねこが飼いたい」という、社員の提案

オフィスでねこを飼うきっかけになったのは、社員の一人が「ねこが飼いたいけど、家で飼えない」というひと言でした。
弊社では出版やウェブサイトの記事作成をおこなっているのですが、仕事柄急な取材で遠方に行くこともあれば、時間が不規則になることもあり、一人暮らしの社員が自宅で生きものを飼うのは至難の業。会社でねこを飼えば、みんなで世話ができるのでは、というのが、同社員の提案でした。

たしかに、平日は誰かがいるので、ごはんやトイレ掃除の心配もない。何より、ねこ好きの社員が多く、トントン拍子に話が進みました。休日は、近所に住む弊社の代表や休日出勤の社員が世話をしています。

ただ、1匹目のねこ「キヨシ」を迎えたときのオフィスビルでは、ねこを飼うことを許可してもらえず、管理人さんには秘密で飼うことに。秘密にもかかわらず、翌年以降3匹のねこを迎え、最終的に4匹のねこ社員を登用していました。
子ねこのときは問題なかったのですが、大きくなるにつれて、ねこ同士の縄張り意識が強くなり、ケンカをする回数も増加……。当時のオフィスはねこ4匹にとって、過ごしにくい環境だったようです。

そうした状況もあり、オフィスの移転を決意。次の引越し先を選ぶ際は、ねこの飼育が可能で、4匹がそれぞれ好きな場所が持てる広さがある物件を探しました。
3カ月ほど物件探しに費やし、ついに条件を満たす現在のオフィスにお引っ越し。図らずも、ねこ社員たちのおかげで会社が大きくなった、といえるかもしれませんね。

会社の会議室を外部に貸出し、ねこと触れ合う機会を増やす。

ねこ社員の仕事ぶりが発揮されるのは、人間が仕事で煮詰まったとき。仕事に煮詰まって眉間にシワをよせているときに、まったりしているねこ社員の姿を見ると、自然と笑みがこぼれます。仕事中に笑顔になれるのは、ねこたちのおかげです。

ねこを中心に、社内の会話も弾んでいます。まったくねこに興味がなかった社員も、今では社内のグループチャットにねこの写真を投稿してくれていますね。ねこが常に身近にいることで、いつの間にかとりこになってしまったようです。

最近は、弊社の会議室が空いている時間は、レンタルスペースのマッチングサイトを通して外部の方に有料で貸出をしているんです。みなさん、セミナーや勉強会などで会議室を利用しているのですが、ねこが勉強会に参加するのを楽しんでくれています。ねこ社員の登用を考えている方は、一度、弊社の会議室を利用していただくと、イメージがつかめるかもしれません。

ねことともに働くメリットは、ひと言では語り尽くせません。今では、ねこ社員がいなかった頃のことが思い出せないくらい、会社にとって欠かせない存在になっています。

取材協力先

株式会社清談社

社員 真島加代

地域:東京都 業種:出版関連

ねこ社員:
キヨシ♀、ダン♂、シャア♀、カブ♂

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